[ Diagram ] 江珂鉄道の輸送概要

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01.輸送概要

 
  北部にある江珂(こうか)都市圏と南部にある高町・一ツ葉都市圏とを結ぶ都市間輸送と、江珂・一ツ葉の両端駅に向かう近郊輸送の2つが輸送の柱となっており、比率としては全体の8割以上が近郊輸送である。年間輸送人員は9326万人であり、西鉄に匹敵する輸送量である。

  輸送の流れとしては、両端に拠点都市があるため,両端に向けて輸送量が増加する。中間部の椹島付近が輸送量の底となっており、このあたりが両都市圏の勢力範囲の境である。旅客流動も椹島以北は江珂に向かい、椹島以南は一ツ葉に向かう。なお、高町〜一ツ葉間の都市間輸送も活発である。

  近年は,景気の低迷・少子高齢化・道路交通の競争力向上等により輸送量は低下傾向にあり、特に二軒〜高町間では20年で4割以上乗降客数が減少した駅もあるなど顕著である。一方、高町〜一ツ葉間は沿線の宅地化により、輸送量が増大傾向となっている。また、拠点駅としては、重工業・港湾都市である高町市の求心力が低下傾向であり、高町駅の乗降客数が減少傾向である。

・各駅乗降客数一覧

 

つづく

 

 

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